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上司とうまくいかない三十路SEが 理論で成果と周囲の信頼を勝ち取った上司コントロール術

システム窓口が牛耳ってる?そんな体制を変えて事業貢献度を高めましょう!

こんにちは!

 

今日は客先に出向き、ヒアリング〜業務整理を行ってきました。

製造部長・実務者・業務企画担当など多くの関係者がいる中で、

ファシリテートとフロー作成などを行いました。

 

参加者同士は普段は密接な関わりがない方々でしたが、

やはり各々悩みや思いを抱えていて、一同に会すると

私がファシリテートしなくても勝手に会がいい感じに進行しました。

(かなりやりやすかった。。。)

 

ここまでは順調な話にきこえるかもしれませんが、

この会に至るまで、私の中では長期的な戦略がありました。

 

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普段の私の立場は、「業務企画担当」の方と関わることが多いです。

実は、私はこの方とのコミュニケーションにかなり苦労しています。

 

この方は基本的に我々のことをあまり信用していません。

…というのも、私の前任がかなり適当に仕事をしていたため、

多大な迷惑をかけていたからなのです。。。

 

あまりに目に余る状態だったので、私が代打として保守をするようになりました。

元々のシステムの出来もあまり良くなかったので、古い爆弾が爆発することもしばしばあり、残念ながら我々への好感度はまだマイナスの領域でしょう。

 

顧客の大半はシステムやプログラムに苦手意識を持っている方が多く、この担当の方の権力は大きなものでした。

そのためこの方に認められない時点で仕事の主導権は握れない状態でした。

 

この方は昔の職人気質な方で、技術面は素晴らしいものがあるのですが、

「業務企画」という立場ではあまり向いておらず、業務整理やより業務改善などを行うために必要なコミュニケーション能力が不足していました。

 

そのため、業務改善したい人からすると壁として見えてしまうことが多く、

組織としての成長の阻害要因にもなっていました。

(本人にそんなつもりは毛頭ないのですが。。。)

 

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上で述べた私の戦略というものは、「業務企画担当の権力を下げる」を実現し、

業務遂行スピードと顧客満足を向上させることにつなげようと思っていたのです。

 

今回はその方法を紹介し、あなたの発言・行動の価値を高め、業務遂行能力を発揮させることに役立ててほしいと思います。

 

方法

1:業務改善に乗り気な方を見つけ、味方につける

2:1を繰り返すことで、いずれ顧客の上層を巻き込める

3:顧客の上層を巻き込んだ経営戦略に基づいたシステム開発を促す

 

私の担当だけかもしれませんが、システム窓口の独断でシステム開発がきまってしまう場合もあります。(経営層やオペレータがシステムに苦手意識を持っている場合に発生します。)

 

しかし、システムとは本来人ではなく組織のためのものです。

(組織の業務がプログラミングで実現されるだけにすぎません。

 

そういったことを考えると、経営層の考えや業務の根幹となるロジックが導入されるべきなのです。

 

システム企画には、その様な大前提があるので経営層を巻き込めていないシステムは効果的な改修に繋がりません。

 

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まとめ

今回は「上司の様な立ち位置の客」のコントロール術を載せました。

あなたも私と同じ様に、システム課の方に悩まされているのであれば、上で述べた行動を試してみてください。

事業への貢献度が高くなり、あなた自身の仕事に対する姿勢も前向きなものになってくるはずです。

 

本来あるべき、正しい形でシステム改修を進めていきましょう。