テクハラおじさんからの信頼を得て、”厄介者”を”使える味方”に変えよう!
こんにちは
SEやってて最近思うことなのですが、技術力があることを自慢したいのか、
無駄にマウントを取ってくる方、いますよね。
世間では”テクハラ“なんて呼ばれてたりする様です。
そんなテクハラおじさん(仮)、自由にさせておくと案外厄介です。
・管理側に回らないけど、プロジェクト運営にケチをつける
・方針が決まった構想に対して、後からケチをつける
こんなおじさんですが、捉え方によっては有用な人物だったりします。
今回は、テクハラおじさんを味方につける方法とそのメリットをお話しします。
テクハラおじさんを味方につけて、会社人生攻略の武器として使っていきましょう。
味方につける方法
1:褒めすぎない程度に、感謝の意を示す。(これを繰り返す)
単純ですが、効果絶大です。
「〇〇さん、これのこの部分なんですけど、めっちゃ詳しいらしいじゃないですか〜。ちょっと助けてくださいよ〜」
といった感じで、困ってますアピールをします。
時間の取れる時であれば、態度はどうあれ知恵を貸してくれるはずです。
得られた知恵を使って疑問が解消できた時には、105%くらいの力で褒めます。
「いや〜、やっぱ〇〇さんに聞いて正解でしたよー。次も教えてくださいね〜」
なんてのを、何度かやると
「しょうがないな〜、次はお金とるよ〜。」
なんて小言を返してくれる程度の関係は築けます。
2:同じ分野で会話をしてみる
ある程度の関係性が気付けてきたら、今度は相手の土俵に立ってみます。
Javaの達人であれば、Javaのソースコードで会話してみます。
「ちょっとアホなこと聞くんですけど。。。ここ、なんでこのメソッド自作したんでしょうね?既にあるこっちの部品使う方が適切じゃないですか?」
とか、基本的な会話で十分です。
目的は、問題解決ではなく「おじさんの強みを表に出してあげる」ことだからです。
実はテクハラおじさんが、そうなってしまった理由としては、技術を使われるだけ使われて正当な評価がもらえなかったことで拗らせてしまっている可能性が高いからです。(自己の承認欲求が満たされていないことが大半です。)
「同じ分野で会話できる人間がいて、専門性を話せる」という場を提供してあげることで、彼の承認欲求を満たしてあげることを目的にしてみましょう。
3:新しく得た知識を話してみる
次はやや高尚な話に聞こえるかもですが、「新しい」=「おじさんの知らない」
と捉えて頂ければ問題ないです。
ここまでの会話で、ある程度おじさんの興味や専門性などが垣間見えてきたはずです。
例えば、
「JavaでもDeepLearningできるパッケージがあるらしいじゃないですかー」
とか
「グラフ描くときに、従来のより見た目のいいパッケージ見つけましたよー」
とか
勿論、外した場合はまだまだ未熟者だと笑われるかもしれません。
ですが、その様な「価値を提供してくれる可愛い後輩」と思ってもらえれば、
目的達成です。
「こいつといれば、面白い開発やれる機会が回ってくるかも」
とか、おじさんのニーズを満たせる期待感を持たせてあげられれば十分なのです。
メリット
1:専門性の高い知識を教えてくれる”辞書“として、いつでも聞ける
一度信頼を得てしまえば、相当頼もしい味方です。
聞きすぎるとおじさんに迷惑をかけてしまいますが、物事を進めるために前向きに力を使ってもらう様に促しましょう。
2:その分野の“技術隊長”としてプロジェクト管理に組み込める
あなたと同じプロジェクトであれば、より力を発揮してくれるでしょう。
本来彼らは知的好奇心も旺盛ですしので、技術隊長のポジションにいてもらえればイキイキと動いてくれることでしょう。
まとめ
今回は私の経験を元に、気難しい技術屋気質の方を味方につける技を記載しました。
おじさんの承認欲求を満たしてあげるので、周囲がテクハラを受ける回数も減ってくるため、実はひっそりと感謝されてたりします。
上司、、、ではないですが、周囲を味方につけることでより効率的にSE業務をこなしていければ幸いです。