ダメ上司にウンザリ?反面教師としてはメチャクチャ優秀ですよ!
お疲れ様です!
最近は人員削減や、形ばかりの働き方改革なんかで、一人当たりの労働量は上がってきていると思えます。
技術の進歩もあり、求められる業務レベルも高まる一方です。
そんな改革の過渡期にある現代、マネジメント層が自ら動いてしまう「プレイングマネージャー」が増加傾向にあります。
この状態になると部下としては、
・活躍の場が減る
・成長の機会が減る
・うまく管理してもらえず失敗ばかり
・正しいマネジメントの在り方を学べない
などの不満を持つ様になります。
この状態は上司のマネジメント能力の欠如が主な背景としてあります。
そんな時あなたは、
・この人の下にいて、自分は成長できるんだろうか?
・マネジメント能力の欠如を、自分の能力不足にすり替えられてしまった…
とか、思ってしまいがちですよね…
私自身そんな思いをしていた時期がありました。それでも今現在同じ職を続けられているのは、その時の上司を反面教師として見ることが出来たからでした。
今、上司のダメさに嫌気がさしているのであれば、考え方を少し変えることであなたの成長が加速度的に進むチャンスでもあります。
私の経験も踏まえ、「ダメ上司はあなたの成長の起爆剤になる!」というお話をしたいと思います。
「上司は優秀であるべき!」という思い込みが、あなたを苦しめる…
上司に当たる人間はあなたよりも年齢や社会経験が上であることが多く、あなたを指導してくれる存在であるはずです。
しかし、プレイングマネージャーにならざるを得なかった人や、マネジメントを教育されてこなかった人も多くいる時代でもあります。
そのため、その上司はあなたのコントロールが上手くできず、結果的にダメ上司に見えるかもしれません。
人間は他人に期待して、その期待を下回る行動をされた時に「裏切られた」と感じ、ひどく失望します。
考え方を変えるには…
ダメ上司についてはこちらから期待はせず、「何がダメなのか」を観察し、自分への戒めポイントを見せてくれている存在として認識しましょう。
この考え方にシフトすることであなたの不満は消え去り、成長の起点となります。
実践編
ダメ上司からの学びポイントを日々整理していくことをお勧めします。
私の例
・今日もトラブル引き起こしてたけど、未然に防ぐつもりはあったんだろうか?
・手順書作成の指示をもらったけど、そもそも手順書作成のノウハウをこのチームは持ってるんだろうか?
・この人の文面はなんでこんなに攻撃的なんだろう?これじゃ人は動かないと思うけど…
なんて、満たされた環境の新人では経験しない様な気づきをもらえた時期でした。
そのお陰で、今ではシステム保守を複数件任され、いずれのシステムでも顧客との信頼関係を築くことが出来ています。
当時は「理不尽な環境だな〜」とか思ってましたが振り返ってみるととても有意義な時間だったと感じられます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「上司コントロールをしない方向で、あなたの成長の機会とする」方針のお話でした。
・コントロールしてみる派
・ダメな部分から学ぶ派
いずれの方針で仕事をしたとしても、あなたは大きく成長できるはずです。
あなたに合った進め方をしてみてください!
〜P.S〜
この記事は以下の書籍を読んで、自分の経験にも重なる部分が多々あったのでまとめてみた次第です。
興味があればこちらも是非!
筆者やその師匠の苦労話と成長譚が記されており読み応えがありますよ(^^)
それでは、また次回!
提案が通せない・・・どんな人にも効く共通の攻略法が既にあるんです!
お疲れ様です!
今日は「上司への効果的な提案方法とその科学的根拠」のお話をします。
提案の仕方次第では、さまざまなものを失います。
あなたが「提案をする」際には、あなたが通したい案があるはずです。
それを通す時に、あなたはどんな行動をしていますか?
・通したい案の良い点を記載した資料で説明
・通したい案と競合の悪い点を記載した資料で説明
これは愚直すぎる行動です。
あなたの思いだけは伝わりますが、
”その案で良し“とする判断材料が備わっていないのです。
これでは、あなたの思いは伝わらないどころか、
あなたの提案以外のものが採用されることとなり、
あなたの
労力、時間、評価が損なわれる
結果となってしまいます。
(どれも失いたくないものであり、大事なものであるはずです。)
提案が通らない理由と、その解決策
提案が却下されるのは、あなたの案が悪い訳ではありません。
案が通らないのは、以下の2つの理由が根底にあります。
・競合案と比較させる際の提示方法を知らない
・情報量を絞りきれていない
この状態で判断を迫られた場合は、人間はうまく判断できない様になっています。
その根拠となるのが以下の2つの先人の知恵です。
予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
という書籍で、人間の判断基準を実験実証した記載があります。
大半の人は、自分の求めているものが何かわからずにいて、状況と絡めて見た時に
はじめてそれがなんなのかを知る
実際にわたしたちは、身のまわりのものを常にほかのものとの関係でとらえている。
以下の言い回しが、私は分かりやすくて好きです。
わたしたちはいつも、仕事と仕事、休暇と休暇、恋人と恋人、ワインとワインを比べている。
予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: ダンアリエリー,Dan Ariely,熊谷淳子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/08/23
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (16件) を見る
この書籍では、人間は
・全く性質が異なる2つのものを提示されても、判断できない
・同じような特性を持つものであれば、判断できる様になる
と述べられています。
・相手の脳の負荷を減らしてあげる。
・ストーリーで語り、共感を起こす
・適度な刺激を与え、相手の行動を促す
ことで、提案にYESと言ってもらいやすくなる。
つまりこれらの要素が意識された提案であれば、通る可能性が飛躍的に向上することとなります。
実践編
要点を整理すると、
・同様特性を持ち、若干劣る評価対象を同時に提示する
・情報を伝わりやすく加工してあげる
・ストーリー調の資料とする。(時系列や人の動きを表現しているetc...)
・最後の詰めの部分だけ残してあげる
(私がよく言われていたのが、「君が判断する場ではない」でした・・・)
これらを踏襲した提案をしてみましょう。
まとめ
提案を通す際には、“人間とは”という部分に注目して、攻略法を編み出してみるのも大きな武器になるはずです。
普段は取らない戦法かもしれませんが、あなたの能力の引き出しは確実に増えることとなります。
心理学・人間工学、統計学etc...
コミュニケーションを制するヒントは先人達が既に編み出していますので、あなたの武器にできそうな分野を、上記以外でも探してみてください。
それでは、また次回!
上司を説得できない?そんな時は心理学で崩しましょう!
お疲れ様です!
今日は「上司を無意識下でコントロールし、あなたの思う方向に動かす方法」を
お話します。
振り回されるのは辛い
この方法を知らない間は、
「何か話すたびに言うことが違う・・・」
「この人を通さないと話が進まないの、面倒だな・・・」
「毎度否定ばっかりしてきて、嫌になるなぁ」
などを思いながら日々を過ごすことになるかと思います。
耐えてばかりの日々はつらいですよね。。。
そんな日々から脱却するために、今回は方法を学んで
実践の場を作っていただければと考えています。
コントロール方法
それではさっそくコントロールする方法をお話しさせていただきます。
その1:ワーディング(言い回し)
障壁となる上司に対して、
「部長もこの方針については賛同してくれているのですが、課長はどう考えていますか?」
「部署の9割がこの意見に賛成してくれているようです。部長の考えとしては、いかがでしょうか?」
などの様に、
・より強い権力
・数の力
を使用して話すことで、
障壁上司に対して、
「反対意見を出すのであれば、相応の回答でないと周囲が納得しない」
ことを暗に伝えることができます。
この前提で話をされると反対意見を出しにくいものですが、
仮に反対意見であったとしても、反対するに至った背景や理論などが
示されるはずなのであなたも納得のいく回答が得られるでしょう。
(”あるべき姿”に近い回答が得られる効果もあります。)
実はこの話法は上司側にとっても恩恵が大きく、
物事の判断材料をわかりやすく提示されていると捉えられるので、
上司の意思決定も早くなります。
(あなたの評価も”優秀な部下”として認定される様になります。)
その2:スティンザー効果を応用
スティンザー効果とは、アメリカの心理学者スティンザー氏が
提唱したものです。
主に会議の時に現れる心理的現象ですが、
会議時の座席であなたへの意見を予想することができます。
基本的には、
あなたの前方に座る人は、あなたへの対立意見
を用意してきている可能性が高いです。
この心理的現象を利用して、
あなたは、「あなたの前方」に座る人物に注意しておきましょう。
あなたがとるべき行動は、
・あなたの意見の直後に、同様意見を言ってくれる味方をつけておく
・あなたと同様の意見が出た際には、あなたも同調する意見を出す
これにより、反対意見の発生頻度・威力を低減することができます。
あなたと同じ価値観の人がいれば、その人の意見を大事にしていきましょう。
その3:返報性の原理を応用
返報性の原理とは、
誰かに何かをしてもらったり、モノをもらったりすると
恩返しをしなくてはいけない!
という気持ちになることを指した心理学的原理のことです。
この原理は、ビジネスの場面でも多用されており、
簡単に使うことができます。
上司からの依頼には100%以上の質で対応すると、
上司には、
「また次も頼ませてもらおう」
「評価ポイントとして覚えておこう」
など、プラスの印象を与えることができます。
その結果、依頼事項に比例する形であなたへの恩返しが
見込めるようになります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
上で述べたように上司攻略に心理学を持ち込むことで、
より理論的に攻略が可能となります。
理論を理解しながら実践することで、別の人間にも使うことができ
あなた自身のノウハウとして活きてくることと思います。
それでは、また次回!
あなたの壁となるダメ上司 サクッと撃退して快適なワークライフを手に入れましょう!
お疲れ様です!
今日は、「よくいるダメ上司の特徴と、その撃退法」をお話しします。
あなたが思うダメ上司と特徴が一致する可能性も高いです。
ダメ上司があなたに与える悪影響
ダメ上司にあたってしまうと、あなたの社会人ライフに以下の様な
障害となって立ちふさがってしまうことでしょう。
・モチベーションを下げられ、自分の価値を見失ってしまう。
・仕事を丸投げされ、失敗の責任まで取らされる。
・あなたに無関心で面倒を見てもらえず、生殺し状態。
どれもあなたの成長に致命的な影響を与える要素ですよね。
こんな状態を解消するために、ダメ上司の価値観を把握し、
サクッと簡単に攻略しちゃいましょう。
ダメ上司の特徴
※ダメ上司は、実態としては大した能力を持っていない人が多いです。
ダメ上司の最上の価値観は、
”威張りたい!”という権力への欲望が根底にあります。
(単純ですね・・・)
ダメ上司の見分け方
部下目線から判断すると、上司が”あなたにとって有益なのか否か”は、
たった2タイプで分類できます。
ざっくり、以下のタイプで分けてみてください。
良 :「部下と一緒に前進し、成長したい!」が目的
ダメ:「威張りたい、権力が欲しい!」が目的
ダメ上司に分類された上司は、「自分は権力者である!」と思えた時点で、
満足してしまうので、部下を育成するつもりはないのです。
ダメ上司の撃退法
こう考えると、ダメ上司の攻略に必要なのは、
”あなたが同等以上の権力を持つ”
ことで解決できます。
実践編
ここまで見ると難しい内容に思えるかもしれませんが、
以下の様な方法を試してみるだけでよいのです。
いずれかの分野でダメ上司を圧倒するほどの力量を備えれば、
ダメ上司からの評価が変わってきます。
(特定分野では、「こいつには勝てない・・・」と思わせれば勝ちです。)
実践例その1:資格で勝つ
我々SEの世界では、
・DBスペシャリスト
など、資格の範囲も幅広く勝ちの目がたくさんあります。
特に効果的なのが、
・上司の得意分野で勝つ
・上司の苦手分野で勝つ
いずれも効果的です。
特定の分野において、権威性があなた>上司となれば、
彼らの価値観である「威張りたい!」をくじくことができますので、
その分野の口出しを抑制する絶大な効果を発揮します。
実践例その2:実績で勝つ
ビジネスでは、
売上・利益が絶対的な評価指標となっています。
部下から見るとダメ上司であっても上からは高評価
の様な上司は、この部分で実績を出しているタイプが多く、
実績となって表れているタイプです。
実績自体は偉業だったりするので、
それ自体は正しく評価されるべきです。
しかし、部下をないがしろにして正当化される理由にはなりえません。
プレーヤーとしては優秀な方だったとしても、
上司としてはダメなタイプの人種も少なからず存在します。
あなたの担当している案件で、
”上司がなしえなかったレベルで仕事を完遂すること”
で権威性があなた>上司の構図が生まれます。
これ以降は、同じ分野で障害となることはなくなります。
ほかにも指標としては、
・担当案件における不具合検出数
・顧客からの評価
などが共通評価指標となりえるでしょう。
ダメ上司の背景にある分野の実績を上回ることを目標に
日々実務面で努力していきましょう。
実践例その3:影響力で勝つ(いわゆる政治)
システム開発は基本的に個人では行いません。
チーム、部署、会社間
などの様々な人間が関わることにより成し遂げられる一大事業ですよね。
その中で、あなたの人間的魅力や実力などで
周囲をあなたの味方にしていくことでその集団における
発言力が多大なものとなります。
基本的に「部下(周囲)と一緒に前進し、成長したい!」という人間の方が
味方が多くなりますよね。
自明の理ですが、ダメ上司には少なからず反感を抱いている人間が
いるので、影響力の分野であなた>ダメ上司となる構図が作れれば、
じわじわとその力関係が表層化してきます。
完全勝利のために、地道に細かく幅広く種をまいていきましょう。
私の場合は、
例2でダメ上司その1を1年足らずで撃退し、
例2と例3の合わせ技でダメ上司その2と格闘中です。
(力関係はダメ上司その2のほうが圧倒的に上です。)
例3の種として、以下の対応を進めています。
・反感者からの声を聴く。
(そこそこ上の役職の方なので勝手に情報が入ってきます)
・味方の上司とタッグを組んで、対策を練りつつ対処
約半年かかって格闘中ですが、
序盤よりもダメ上司の圧が落ちてきていると感じます。
この調子で完封勝利に向けて、前進していきます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
あなたの障害となりえるダメ上司の撃退方法、
思いつきましたでしょうか?
私の提示したものは3つの例ですが、ほかにも効果的な処置は
たくさんあると思います。(もっと上の権力を利用するetc...)
”自分の力で!”というのを重視する方は、ぜひ実践してみてください。
会議が退屈、非効率・・・そんな現状を変えて会社の文化すらも変える一つの方法
お疲れ様です!
今日は「会議コントロール術を覚えて、」を
お話させていただきます。
あなたの現場では、
・この会議、何を決めたかったんだろう?
・声の大きい人の独壇場じゃないか・・・
・話さない人がいるけど、参加しなくてよかったんじゃ・・・?
会議を終えて、こんな思いをしたことはありませんか?
複数人の時間を拘束してしまう行動なので、
必要最低限の労力で最大限の成果を出せるようにしておきたいですよね。
そのための参考として、
”Google式会議効率化の6つの法則”
を知ってもらいたいと思います。
Google式会議効率化の6つの法則
1.アジェンダを設定する
要点
・事前に会議のアジェンダを設定
・出席者に以下の点を明示
ー議論してほしい内容
ー各議題の配分時間
2.議事録係を決める
要点
・会議の議事録を取る人を決める
・会議の進行中に議事録をプロジェクタで映すことで、
参加者の合意を取りつつ、記録を残す
3.小規模の会議に時間を小分けする
要点
・5~10分単位で時間を小分け
・プロジェクトやテーマ別の小規模な会議や打ち合わせに振分け
4.「オフィスアワー」を設定する
要点
・社員との面談や打ち合わせのためだけに使う時間を確保しておく
(部長や課長など、相談を受ける立場の方に確保頂きたい時間ですね。)
5.政治力は使わない、データを基本とする
要点
・個人的な好みで判断してしまう上司は、部下のやる気を下げてしまう
・Googleでは事実や証拠に基づいて意思決定する仕組みを採用している
6.時間を守る
要点
・タイマーをプロジェクタに映すことで会議に集中させる
ここまでを踏まえて、アジェンダは以下の要領で作っておくと
良いかと思います。
実践例
テンプレ
◆日時
YYYY年MM月DD日 HH時MM分~HH時MM分
◆参加者
A氏、B氏、C氏・・・
議事録担当:B氏
◆議題(割当時間)
議題1(15分)
提示資料:X1についての調査資料
議題2(15分)
提示資料:X2についての調査資料
議題3(15分)
提示資料:X3についての調査資料
議題4(15分)
提示資料:X4についての調査資料
テンプレを使った例
◆日時
2019年05月04日 10時00分~11時00分
◆参加者
A氏、B氏、C氏・・・
議事録担当:B氏
◆議題(割当時間)
・システムUI改善(20分)
提示資料:ユーザー目線の収集ツール 分析結果
・トラブル対策と横展開について(20分)
提示資料:当トラブルの原因、同様システム一覧
・設備連携方式の最適化(20分)
提示資料:連携方式の試行結果 比較資料
これらの方法で会議をコントロールして、参加者全員に有意義な時間を過ごしてもらうようにしましょう。
この文化を根付かせることができれば、あなたの会社での知的生産性が飛躍的に向上します。
ぜひ、社内で実践・展開していただきたいと思います。
まとめ
私の経験では、”政治力は使わない(使わせない)”が効果的でした。
声の大きな人の意見ではなく、公正性を持たせた結論に導けるので
参加者の納得感も段違いです。
あなたの置かれている現状によっては、別の要因で会議の生産性が低いのかもしれません。
会議一つとっても色んな会社で効率化を求めた取り組みがなされていますので、調べてみる価値ありです。
当記事が、そのきっかけとなれば幸いです。
では、また次回もよろしくお願いします!
頑張ってるのに評価されない…そんなあなたの評価を上げる簡単で効果絶大な方法
お疲れ様です!
今日は、
「評価されるためには、”伝える”行為が最も大事」
というお話です。
あなたがどれだけ実務を頑張って成果を出そうが
評価者に伝わらなければ、
「あいつは普段どんなことやってるんだろう」
「頑張ってるようには見えるが、具体的にどう評価したらいいんだ?」
なんて思われてしまい、適正に評価されないこともあります。
我々SEの一般的な評価指標は、
・上司との適切なコミュニケーション(報連相)
・顧客への価値提供
の2つです。
(結局はビジネスマンの評価ポイントですね)
評価する人=直属の上司、部門長
ですので、これらの方にあなたの貢献度が伝わっていればOKです。
弊社では「飛び級」制度が存在し、昇級段階に二段階昇級する制度です。
飛び級対象になる条件は明示されていませんが、
同職種のうち、上位数%に入ることが必須のようです。
私も一度飛び級をしたことがありますが、プログラマーの職種でSE業(プロジェクト管理・顧客調整など)に携わっていたので、そのおかげでしょう。
ワンランク上の業務をこなすことは評価にプラスされる条件になりうるようですが、その時の私の行動も評価されていた様ですので、特徴的な行動(最も努力していた部分)を挙げていきます。
・上司への相談
ー管理資料の作成・メンテナンス方法を相談
ークレーム対応方法も逐一相談
・チームメンバーとの会話
ー問合せ調査の依頼
ー開発における実装方法の相談
私の経験上、評価を上げる(伝える)簡単な方法としては、
やはり適切なコミュニケーションに尽きると考えます。
適切なコミュニケーションとは何ぞや?
と思われるかもしれませんが、簡単です。
『上司が”知りたいこと”を”知りたいタイミング”で伝える』
です。
アプローチの仕方としては、
上司が知りたいこと=上司の評価に繋がる部分
でもありますので、「上司の立場で物事を考える」ことをおすすめします。
具体的には、
上司の評価ポイントは、以下の点が挙げられます。
・部下が育成されていること
・配下のプロジェクトの売上と利益が良いこと(組織目標を超えていればOK)
この2点は上司が気にする指標でもあるので、
これらにかかわる部分で動きがあった場合は逐次報告に行くとよいでしょう。
例
・「現在のプロジェクトの進捗が良く、次開発にも着手できそうです。要員追加できますでしょうか?」⇒売上増に繋がるな。OK!
・「今朝指示頂いた資料、作ってみたんですが見てもらえますか?」⇒仕事が早くなってきたな、教育した甲斐があるなぁ
・「先ほどユーザーからこの様なクレームが来たので、回答を済ませています。他システムでも発生しそうな内容ですので、横展開をお願いします。」⇒そんなことが起きているのか。気づかせてくれてありがとう。
など、仮に”表面的には悪い報告”だったとしても、
上司は情報をもたらしてくれる部下を大切に扱ってくれるはずです。
上述の例に倣って、報告の練習をしてみてください。
(上司の反応を予想しながら話すと、より効果的です。)
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は評価を上げる方法のうち、より簡単な方法をお伝えしました。
適切なコミュニケーションで評価を上げ、
あなたの功績と価値を知ってもらい、より納得のいくワークライフを送っていただければと思います。
それでは、また次回!
システム窓口が牛耳ってる?そんな体制を変えて事業貢献度を高めましょう!
こんにちは!
今日は客先に出向き、ヒアリング〜業務整理を行ってきました。
製造部長・実務者・業務企画担当など多くの関係者がいる中で、
ファシリテートとフロー作成などを行いました。
参加者同士は普段は密接な関わりがない方々でしたが、
やはり各々悩みや思いを抱えていて、一同に会すると
私がファシリテートしなくても勝手に会がいい感じに進行しました。
(かなりやりやすかった。。。)
ここまでは順調な話にきこえるかもしれませんが、
この会に至るまで、私の中では長期的な戦略がありました。
普段の私の立場は、「業務企画担当」の方と関わることが多いです。
実は、私はこの方とのコミュニケーションにかなり苦労しています。
この方は基本的に我々のことをあまり信用していません。
…というのも、私の前任がかなり適当に仕事をしていたため、
多大な迷惑をかけていたからなのです。。。
あまりに目に余る状態だったので、私が代打として保守をするようになりました。
元々のシステムの出来もあまり良くなかったので、古い爆弾が爆発することもしばしばあり、残念ながら我々への好感度はまだマイナスの領域でしょう。
顧客の大半はシステムやプログラムに苦手意識を持っている方が多く、この担当の方の権力は大きなものでした。
そのためこの方に認められない時点で仕事の主導権は握れない状態でした。
この方は昔の職人気質な方で、技術面は素晴らしいものがあるのですが、
「業務企画」という立場ではあまり向いておらず、業務整理やより業務改善などを行うために必要なコミュニケーション能力が不足していました。
そのため、業務改善したい人からすると壁として見えてしまうことが多く、
組織としての成長の阻害要因にもなっていました。
(本人にそんなつもりは毛頭ないのですが。。。)
上で述べた私の戦略というものは、「業務企画担当の権力を下げる」を実現し、
業務遂行スピードと顧客満足を向上させることにつなげようと思っていたのです。
今回はその方法を紹介し、あなたの発言・行動の価値を高め、業務遂行能力を発揮させることに役立ててほしいと思います。
方法
1:業務改善に乗り気な方を見つけ、味方につける
2:1を繰り返すことで、いずれ顧客の上層を巻き込める
3:顧客の上層を巻き込んだ経営戦略に基づいたシステム開発を促す
私の担当だけかもしれませんが、システム窓口の独断でシステム開発がきまってしまう場合もあります。(経営層やオペレータがシステムに苦手意識を持っている場合に発生します。)
しかし、システムとは本来人ではなく組織のためのものです。
(組織の業務がプログラミングで実現されるだけにすぎません。
そういったことを考えると、経営層の考えや業務の根幹となるロジックが導入されるべきなのです。
システム企画には、その様な大前提があるので経営層を巻き込めていないシステムは効果的な改修に繋がりません。
まとめ
今回は「上司の様な立ち位置の客」のコントロール術を載せました。
あなたも私と同じ様に、システム課の方に悩まされているのであれば、上で述べた行動を試してみてください。
事業への貢献度が高くなり、あなた自身の仕事に対する姿勢も前向きなものになってくるはずです。
本来あるべき、正しい形でシステム改修を進めていきましょう。