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上司とうまくいかない三十路SEが 理論で成果と周囲の信頼を勝ち取った上司コントロール術

上司を説得できない?そんな時は心理学で崩しましょう!

お疲れ様です!

 

今日は「上司を無意識下でコントロールし、あなたの思う方向に動かす方法」を

お話します。

 

振り回されるのは辛い

この方法を知らない間は、

「何か話すたびに言うことが違う・・・」

「この人を通さないと話が進まないの、面倒だな・・・」

「毎度否定ばっかりしてきて、嫌になるなぁ」

などを思いながら日々を過ごすことになるかと思います。

 

耐えてばかりの日々はつらいですよね。。。

 

そんな日々から脱却するために、今回は方法を学んで

実践の場を作っていただければと考えています。

 

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コントロール方法

それではさっそくコントロールする方法をお話しさせていただきます。

 

その1:ワーディング(言い回し)

 障壁となる上司に対して、

 「部長もこの方針については賛同してくれているのですが、課長はどう考えていますか?」

 「部署の9割がこの意見に賛成してくれているようです。部長の考えとしては、いかがでしょうか?」

 

 などの様に、

 ・より強い権力

 ・数の力

 を使用して話すことで、

 障壁上司に対して、

 「反対意見を出すのであれば、相応の回答でないと周囲が納得しない」

 ことを暗に伝えることができます。

 

 この前提で話をされると反対意見を出しにくいものですが、

 仮に反対意見であったとしても、反対するに至った背景や理論などが

 示されるはずなのであなたも納得のいく回答が得られるでしょう。

 (”あるべき姿”に近い回答が得られる効果もあります。)

 

 実はこの話法は上司側にとっても恩恵が大きく

 物事の判断材料をわかりやすく提示されていると捉えられるので、

 上司の意思決定も早くなります。

 (あなたの評価も”優秀な部下”として認定される様になります。)

 

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その2:スティンザー効果を応用

 スティンザー効果とは、アメリカの心理学者スティンザー氏が

 提唱したものです。

 

 主に会議の時に現れる心理的現象ですが、

 会議時の座席であなたへの意見を予想することができます。

 

 基本的には、

 あなたの前方に座る人は、あなたへの対立意見

 を用意してきている可能性が高いです。

 

 この心理的現象を利用して、

 あなたは、「あなたの前方」に座る人物に注意しておきましょう。

  

 あなたがとるべき行動は、

 ・あなたの意見の直後に、同様意見を言ってくれる味方をつけておく

 ・あなたと同様の意見が出た際には、あなたも同調する意見を出す

 

 これにより、反対意見の発生頻度・威力を低減することができます。

  あなたと同じ価値観の人がいれば、その人の意見を大事にしていきましょう。

 

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その3:返報性の原理を応用

 返報性の原理とは、

 誰かに何かをしてもらったり、モノをもらったりすると

 恩返しをしなくてはいけない!

 

 という気持ちになることを指した心理学的原理のことです。

 

 この原理は、ビジネスの場面でも多用されており、

 簡単に使うことができます。

 

 上司からの依頼には100%以上の質で対応すると、

 上司には、

 「また次も頼ませてもらおう」

 「評価ポイントとして覚えておこう」

 など、プラスの印象を与えることができます。

 

 その結果、依頼事項に比例する形であなたへの恩返し

 見込めるようになります。

 

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まとめ

 いかがだったでしょうか?

 上で述べたように上司攻略に心理学を持ち込むことで、

 より理論的に攻略が可能となります。

 

 理論を理解しながら実践することで、別の人間にも使うことができ

 あなた自身のノウハウとして活きてくることと思います。

 

 それでは、また次回!