”消耗している先輩“ 気を遣って遠ざけていませんか?助ける方法、教えます
こんにちは
SEの世界では、技術に長けた上司・年長者は多くいるかと思います。
彼らの中には「技術分野で生きていたかった・・・」って人もよく見かけます。
しかし、年次が上がると管理側に回るのが我々の業界の常ですね。
そんな先輩方は、フラストレーションを抱えながら
管理や折衝(客先ヒアリングなど)の業務をやってる様に見えますよね。。。
本人がやりたい業務ではない業務をやっているので、
あまり生産性がない様に見えるかもしれません。
そんな管理者の下にあなたがいた場合、
・管理がおざなりな状態で仕事を渡される→あなたのフラストレーションが溜まる
・上司が潰れかけ、少しづつ仕事を引き継ぐ→あなたのフラストレーションが溜まる
なんて未来もあり得ます。
頼れる先輩だった方が参っている姿はあまり見たくないですし、
それが原因であなた自身の負荷が増えてしまうのも、良い流れではありませんね。。。
そんな状態を解消するための対策をご紹介しますので、
よりよいエンジニアライフを送っていただきたいとおもいます。
□対策
1:先輩の上司に報告しておく
これは”チクリ“とかそういったものではなく、部下としての義務でもあります。
先輩が平常運転できくなってきていることを、より上の立場の人間に知らせる必要があります。
そうすることで、組織としての立ち直しを考えてもらうことができます。
この状態を放っておくと、炎上案件として結局上層部を含め消火活動に追われることとなります。
事態が深刻化してから対応するよりも、未然に防ぐ方がはるかに効率的ですのでまともな上層であれば必ず協力してくれるはずです。
2:先輩の苦手分野を引き取る
先輩が消耗している作業、全ては引き取れないでしょうが
あなたの得意分野、これから学びたい分野であれば、
勉強がてら引き取ることも一つの選択肢としてアリでしょう。
管理部分、折衝部分、技術調査、パートナー管理など、
先輩の顔を立てながら、あなたの領分を増やしてあげることで
サポートしてあげましょう。
3:先輩の管理を同じ目線で手伝う
同じWBS、仕様書、構成図を見てあなたの意見を発しましょう。
人員の配分や割当箇所など、なんでも良いです。
「同じ目線」で「同じ目的を持って」物事を考えてくれる人間がいる。
それだけで、精神面の負荷が一気に下がります。
そうやって関わりを持つことで、先輩の「本当に負荷となっている部分」が
見えてきます。
私の先輩の場合は、折衝部分を苦手とする様でしたので
窓口業務を私が代打する様にしました。
その際も、「私の書いた連絡文を先輩にレビューしてもらう」ことで、
先輩の意見を含んだものにしておくことで、一体感を出すことが効果的でした。
まとめ
今回は困っている先輩を助け、あなたに降りかかる火の粉を小さくすることを
目的としていました。
先輩は「あなたの身近な未来図」ですが、あなた自身も「部下の未来図」です。
助け合う姿を部下に見せておくことで、より良い組織を作る地盤固めに繋がります。
これからの長い未来のためにも、身につけておきたいマインドだと考えています。