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上司とうまくいかない三十路SEが 理論で成果と周囲の信頼を勝ち取った上司コントロール術

本当に悪い上司?客観的にその人を見つめてみて・・・

こんにちは!

今日、「SEとしての私」を認めてくれていたお客さんが退社しました。

現場目線での業務改善アイデア、利用者へのヒアリングなど、私のお株を奪うほどの働きをしており、円滑な業務改善に多大な貢献をしてくれました。 (現場への働きかけに関しては、完全に私の上をいっておりました。。。)

理由は、「上司が働かずに自分に仕事を押し付けてくることが嫌になった。」でした。

この人がいたからこそ回っていた部分がたくさんあったのですが、 上司の関わり方1つで、そんな優秀な人材をあっさり失ってしまいます。

これ、会社にとって何のメリットもないとんでもない損失ですよね… (実は、ここに気付ければ経営者目線から害悪上司を沈黙させることに繋げられます。)

優秀な人材程、「今いる環境が自分のためになるか」を考えて日々を生きています。

質の悪い上司の下では優秀な人材が去り、 今を生きるのが精一杯で周りが見えていない部下だけが残っています。 f:id:boss_kokufuku:20190327225118p:plain

あなたのいる部署ではどうでしょうか? 組織の質を低下させる元凶となっている人物はいませんか?

今は実感が無いかもしれませんが、あなたが昇進した後、 質の下がった組織を運営する立場となって実感する様になっては手遅れです。

あなたが組織を回復させる行動を取るか、組織に愛想を尽かして去ることになるか、 いずれかの選択を迫られることになるでしょう。 (かなり精神と体力を必要とすることが目に見えますよね。。。)

そんな後顧の憂いを断ち、 あなたの描く思い通りの組織にしていきたいと思いませんか?

今回は、その思いを実現すべく * 組織の質を低下させる人物の特定 * その人物への対処法 についてご紹介します。

組織の質を低下させる人物の特定

まずは、元凶を特定しましょう。 f:id:boss_kokufuku:20190327225812j:plain

何となく「あの人、危険な考え方してるな。。。」なんて方、思い浮かびますか?

独りよがりな意見としないため、他の意見も取り入れておきましょう。 (まぁ、だいたいはその方で当たりなんですが。。。)

※要対策人物を、元凶(仮)として以降記載していきます。

・元凶(仮)と関わりが多い同僚
・噂好きの同僚

元凶(仮)と関わりが多い同僚 同僚がどんな思いを抱いているのか、聞いてみましょう。端から目線であれば攻撃を受けている様に見えても、当人としては大事なアドバイスであったかもしれません。 これはあなたの意見に客観性を持たせるための大事なヒアリングです。あなたと同僚との間の認識の齟齬を埋めていきましょう。

ヒアリングの結果、あなたと同じ意見を持っている様であれば元凶(仮)に潰されかけている可能性があります。

早急に信頼できる上司や人事に報告する必要があります。

噂好きの同僚 あなたの近くにもいるかもしれませんが、この方は情報収集のプロです。

あなたが知りたい情報を持っている可能性が、十分にあります。

昼休憩、小宴会などで最近の出来事を聞いてみましょう。 知っている情報を意気揚々と話してくれるはずです。 この中に、元凶(仮)の話が出てこないか、注意深く聞いておきましょう。

こんな簡単な方法で、元凶(仮)の情報を得られます。 この方法であなたの中の意見にも複数の意見が混ざり、客観性の増した意見となってきます。

次は行動編に移ります。

その人物への対処法

簡単に取れる行動としては、「社内の人を利用する」です。 具体的に利用すべき人物は以下の方々です。

・信頼できる上司 ⇨ 元凶よりも上の役職付きが望ましい ・人事総務

「おおごとにせずに解決する」ことを重視するのであれば、なるべく上司を使いましょう。

元凶を制御できる人であれば、尚良いですね! しかし元凶がかなり上の役職であった場合、制御できる人物が限られてきますね。

そんな時は、人事総務部を使いましょう。 彼らの仕事の1つに「職場環境の改善」があります。 f:id:boss_kokufuku:20190327230227j:plain 彼らの評価の指標でもありますから、存分に仕事をしてもらいましょう。 人事・組織として人材流出は食い止めなくてはいけない事態です。

その原因が人にあるのであれば、職場環境改善のために彼らが動くべきです。

※人の動かし方は、こちらの記事も参考に boss-kokufuku.hatenablog.com

まとめ

今回は、組織であることの強みを活かし、動くべき人をうごかして元凶を沈黙させる方法をお話ししました。

元凶となっている方との関係を悪化させることなく、あなたがイキイキと働ける職場となるよう 心から願っております。