上司を味方に.com

上司とうまくいかない三十路SEが 理論で成果と周囲の信頼を勝ち取った上司コントロール術

気づかずにパワハラしてない?そんなことがない様にパワハラと指示の違いを理解しよう!

こんにちは!

 

この業界にも新人が入ってくる時期となりましたね。

どんな会社でも上司・先輩からのOJTによる教育を行なっているかと思いますが

SEの社会でも同じですね。

会社が用意している標準や教育がありますが、

それを遥かに上回る範囲で口伝教育が存在しますよね。

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私もSEとしての年次が徐々に上がってきて、後輩に教えることも増えてきました。

技術面、社内ルール、マネジメントなど色々な分野でそれぞれ教えることが

全く違いますよね。

 

教える立場になってきて思うことがあります。

それは、「上司側の教え方」です。

 

私は「後輩にすっと受け入れてもらえる指導」を心がけていますが、

こんな思いを抱く様になった背景として、

私の最初の上司は教えるのがあまり上手くなかったからです。

それ故に衝突が多く、一方的に指摘を受ける時期がありました。

(指摘内容も、あまり効果的な指摘ではなかったと思います。)

 

そんな中、これはパワハラなんだろうか?それとも指導なんだろうか?

と疑問に感じたため、同じ様な考えを持っている方々に届けばと思います。

 

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今日は、「パワハラ」と「指示・教育」の境界線について知って頂き、上司の言動が『客観的に見てどちらなのか』を判断する材料にしてもらいたいと思います。

 

客観的な判断ができないでいると、「これはパワハラだ!」とあなたが主張したとしても、客観性を欠いているため他の人も判断に困ります。

(最悪の場合、あなたの主張を逆手に取られあなたが孤立してしまう恐れがあります。)

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客観性を増すために知ってほしい内容としては、

です。

 

パワハラの定義

パワハラの定義は3つとされています。

 

1.“職務上の地位や人間関係などの優位性を背景とした”コミュニケーション“

2.”業務上の適正な範囲を超えた“コミュニケーション
3.“精神的・身体的苦痛を与える”または“職場環境を悪化させる”

 

“職務上の地位や人間関係などの優位性を背景とした”コミュニケーション

職場における優位性(立場・地位)を土台として、圧力をかける行為です。


あらゆる優位性が背景にある上で行われる高圧的な行為を指しますが、意外な事象として部下の方が優位性がある場合すらあり、過去の事例では以下のようなものもありました。

 

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業務上の適正な範囲を超えた“コミュニケーション

 業務において適正とされる範囲を超えている

”業務とは関係ない“行為を指します。

 

金銭貸借

注意指導における土下座の強要

 

業務に関係する内容であり、

指示・指導内容が正当なものであればパワハラではないとみなされる。

 

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“精神的・身体的苦痛を与える”または“職場環境を悪化させる”

精神的苦痛・身体的苦痛を与える行為であり、事例も多いのが特徴です。


一般的に個人の受け取り方により、

ハラスメントか否かが別れるものと思われがちです。


この曖昧さを軽減するため、裁判所が基準を定めています。

「平均的な心理的体制を有するもの」

 

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指示・教育との違い

 

業務上の指導・叱責自体は、部下側の業務効率向上や部署全体の最適化には必要な行為なので、それ自体は咎められません。

 

指導の際に、上述している要素を意識して話すことが重要です。

大事な点としては、

  • 人間関係の優位性を濫用しない
  • 業務上の適正な範囲で
  • 苦痛を与えない

を押さえたうえで話すことです。

 

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まとめ

ハラスメントと指示・指導の違いとしては

言動の裏側に精神・肉体への攻撃性を持っているか否かであることが

わかっていただけたかと思います。

 

上司側がアンガーマネジメント、傾聴スキルを身に着けていれば、

このミスは犯さないでしょう。

(部下側も信頼してよい上司であるといえます。)

 

今は部下であるあなたも、いずれ上司になります。

その時に、適切に指導・叱責を行えるよう、違いを抑えたうえで

日々の業務に取り組んでいきましょう。

 

本当に悪い上司?客観的にその人を見つめてみて・・・

こんにちは!

今日、「SEとしての私」を認めてくれていたお客さんが退社しました。

現場目線での業務改善アイデア、利用者へのヒアリングなど、私のお株を奪うほどの働きをしており、円滑な業務改善に多大な貢献をしてくれました。 (現場への働きかけに関しては、完全に私の上をいっておりました。。。)

理由は、「上司が働かずに自分に仕事を押し付けてくることが嫌になった。」でした。

この人がいたからこそ回っていた部分がたくさんあったのですが、 上司の関わり方1つで、そんな優秀な人材をあっさり失ってしまいます。

これ、会社にとって何のメリットもないとんでもない損失ですよね… (実は、ここに気付ければ経営者目線から害悪上司を沈黙させることに繋げられます。)

優秀な人材程、「今いる環境が自分のためになるか」を考えて日々を生きています。

質の悪い上司の下では優秀な人材が去り、 今を生きるのが精一杯で周りが見えていない部下だけが残っています。 f:id:boss_kokufuku:20190327225118p:plain

あなたのいる部署ではどうでしょうか? 組織の質を低下させる元凶となっている人物はいませんか?

今は実感が無いかもしれませんが、あなたが昇進した後、 質の下がった組織を運営する立場となって実感する様になっては手遅れです。

あなたが組織を回復させる行動を取るか、組織に愛想を尽かして去ることになるか、 いずれかの選択を迫られることになるでしょう。 (かなり精神と体力を必要とすることが目に見えますよね。。。)

そんな後顧の憂いを断ち、 あなたの描く思い通りの組織にしていきたいと思いませんか?

今回は、その思いを実現すべく * 組織の質を低下させる人物の特定 * その人物への対処法 についてご紹介します。

組織の質を低下させる人物の特定

まずは、元凶を特定しましょう。 f:id:boss_kokufuku:20190327225812j:plain

何となく「あの人、危険な考え方してるな。。。」なんて方、思い浮かびますか?

独りよがりな意見としないため、他の意見も取り入れておきましょう。 (まぁ、だいたいはその方で当たりなんですが。。。)

※要対策人物を、元凶(仮)として以降記載していきます。

・元凶(仮)と関わりが多い同僚
・噂好きの同僚

元凶(仮)と関わりが多い同僚 同僚がどんな思いを抱いているのか、聞いてみましょう。端から目線であれば攻撃を受けている様に見えても、当人としては大事なアドバイスであったかもしれません。 これはあなたの意見に客観性を持たせるための大事なヒアリングです。あなたと同僚との間の認識の齟齬を埋めていきましょう。

ヒアリングの結果、あなたと同じ意見を持っている様であれば元凶(仮)に潰されかけている可能性があります。

早急に信頼できる上司や人事に報告する必要があります。

噂好きの同僚 あなたの近くにもいるかもしれませんが、この方は情報収集のプロです。

あなたが知りたい情報を持っている可能性が、十分にあります。

昼休憩、小宴会などで最近の出来事を聞いてみましょう。 知っている情報を意気揚々と話してくれるはずです。 この中に、元凶(仮)の話が出てこないか、注意深く聞いておきましょう。

こんな簡単な方法で、元凶(仮)の情報を得られます。 この方法であなたの中の意見にも複数の意見が混ざり、客観性の増した意見となってきます。

次は行動編に移ります。

その人物への対処法

簡単に取れる行動としては、「社内の人を利用する」です。 具体的に利用すべき人物は以下の方々です。

・信頼できる上司 ⇨ 元凶よりも上の役職付きが望ましい ・人事総務

「おおごとにせずに解決する」ことを重視するのであれば、なるべく上司を使いましょう。

元凶を制御できる人であれば、尚良いですね! しかし元凶がかなり上の役職であった場合、制御できる人物が限られてきますね。

そんな時は、人事総務部を使いましょう。 彼らの仕事の1つに「職場環境の改善」があります。 f:id:boss_kokufuku:20190327230227j:plain 彼らの評価の指標でもありますから、存分に仕事をしてもらいましょう。 人事・組織として人材流出は食い止めなくてはいけない事態です。

その原因が人にあるのであれば、職場環境改善のために彼らが動くべきです。

※人の動かし方は、こちらの記事も参考に boss-kokufuku.hatenablog.com

まとめ

今回は、組織であることの強みを活かし、動くべき人をうごかして元凶を沈黙させる方法をお話ししました。

元凶となっている方との関係を悪化させることなく、あなたがイキイキと働ける職場となるよう 心から願っております。

上司同士の対立、巻き込まれてませんか?存在感を出さずに丸く収める方法

こんにちは!

 

SEの職場は、

  • 管理に強く成功への最短距離が見える上司⇨マネージャータイプ
  • 技術に強く実現力が高い上司⇨リーダータイプ
  • ビジネスに強く言語表現が上手い上司⇨営業タイプ

など様々なタイプの上司がいますよね。

  

それらの上司、もしくはさらに上の上司などが

対立している現場に遭遇したことはありませんか?

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経験上、前向きな議論で対立している場合は、静観しておけば正しい方向に収束しますが、『あいつの言ってることは間違ってる!どう考えたらそうなるんだ!』の様な人格否定をする様な感情が垣間見える状態となってくると、泥沼化していきますね。

 

こんな事態が自分の真上で炎上している時なんかは、悲惨この上ないですよね・・・

私の現場では、さらに親会社の情報システム部との関わりが強いので、そちらの上司も「顧客かつ上司」として扱うので、同程度の役職同士で対立が起こることもあります。 。。

 

普通にサラリーマンとして生きていこうとすると、関わらない様にしてしまいがちですが、放っておくとあなたも大火傷を負いかねません。

(お前はこう言ったじゃないか!とか、巻き込まれてはしんどいですよね。。。)

 

そのため、今回の記事では自分を守りつつ、控えめに鎮火することに主眼を置き、

「あなたが起こすべき行動」をお話ししたいと思います。

 

  • 役職階層を利用する
  • 二人の意見の聞き専になる
  • 顧客を利用する

 

それぞれ効果の出方が異なりますので、今あなたが置かれている状況にあった行動を起こしてください。

 

役職階層を利用する

基本的に役職は以下の構造となっています。

 

社長

└本部長

  └部長

    └課長

 

この仕組みを利用します。

部長ー課長間で対立が発生している場合は、

基本的には部長の意見を立てるべきです。

※「あなたも同調している意見であれば」が前提です。

 

『どちらの言い分もわかるけど・・・』

という場合は、より上の役職である本部長に伝えてみましょう。

『部長はこう言ってて、課長はこう言ってます。私としてはどちらも間違っていないと思うのですが、この事態どう解決すべきでしょうか?』

とでもお話しして、本部長にも事態を把握してもらいます。

(大ごとではないんですが、不穏な空気出てます。。。といった具合に)

 

本部長には「対立を収めてもらう」程度に参加してもらい、あくまで意思決定は部長・課長間で行える様に持っていければベストです。

(『まぁまぁ、何があったの?』程度に入ってもらえると心強いですね!) 

 

この方法を多用すると、直上の上司に警戒されますのでご利用は計画的に。。。

 

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二人の意見の聞き専になる

対立している間は、どちらも負の感情が少なからず伴っています。

負の感情の奥底は恐らく面と向かって出さないでしょう。

この場合は二人の意見を同じ場であなたが聞き、緩衝材となることが有効です。

 

この時の注意点としては、「あなたの意見は言わない」ことです。

傾聴と呼ばれるスキルですが、その一部を使います。

 

ある程度の精神の強靭さを求められますが、

上司を冷静にさせる役目をあなたが担えれば、場を制することができます。

 

『Aさんの言うことのこの部分には、私も同意してします。』

『Bさんの言うことのこの部分にも、私は同意しています。』

と言って、間を取りもつこととなります。

それぞれの意見に共感を示すだけでも、冷静さを取り戻す効果がありますので

感情を抑えることに徹しましょう。

その後、「あなたを通して互いの主張の本質を互いが理解できる」様になります。

 

勇気は必要かもしれませんが、有効な手段ですので是非使ってみてください。

 

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顧客を利用する

ITを通して顧客に価値を提供することが、SEの最大にして唯一のミッションです。

故に顧客にとって上司同士の対立はどうでもよく、むしろさっさと成果物を提供してほしいと思っています。 

(対立は顧客には見せませんが、二人の態度が変われば想像されますよね。。。)

 

そんな顧客を巻き込めれば、有無を言わさず対立が解消します。あなたと顧客がコンタクトをとれる様であれば控えめに「A案とB案、どっちが効果的ですかね?実は我々としても悩みどころでして・・・」とか聞いておきます。

 

更に次の一手として、対立上司と顧客が同じ場にいるときにその話を切り出します。

「そういえば、この件今どうなってましたっけ?」とか白々しく話し、上司・顧客に意見を出させます。

 

顧客の意見が入れば、より客観的かつ効果的な方針が打ち出せます。

上司同士の対立は一切関係ない価値提供という”本質“に近づける方法です。

(SEをやっている以上、この使命には逆らえませんからね!)

 

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簡単に起こせる行動

 ここまでのお話しでは、社内政治を”控えめに“発揮していくことで、あなたの存在感を強調せずに対立を収める方法をご紹介しました。

 

”存在感を強調しない“ことを達成するためには、以下の部分を意識してください。

  • 人を利用する
  • 本人同士に話をさせる(あなたは仲介人と思って)
  • “価値”や“使命”に改めて向き合わせる

です。

 

ここに”あなた“という個人の意思は入っていないことがわかるかと思います。

こうすることで、穏便に、あなたが消耗せずに対立を解消することができます。

 

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まとめ

あなたの頭上で起きている感情のぶつかり合いに対して、自分を強調せずに鎮火する方法をお話ししました。

  

どちらかが力負けしている場合は、別の対策の方が有効ですので、

今回は主張や感情が拮抗している場合に実践していただければと思います。

 

それでは、また次回!

上司をコントロールし、”自発的に“味方についてもらう方法

 こんにちは!

 

SEの業務は忙しいですよね!

  • プロジェクトマネジメント
  • ヒューマンリソースマネジメント
  • ステークホルダマネジメント
  • 要件定義
  • 仕様作成・伝達

の様な定型的なマネジメントやリーダー業以外にも、

隠れ要素として、

  • 上司への根回し
  • 部下の感情の管理

の様な人間的な調整ごともうまくこなさなければ、高い評価が得られません。

(私が言うのもなんですが、SEは大変な職種ですよね。。。) 

 

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上でお話しした定型的な仕事は得意なのに、

隠れ要素」を嫌がっているor苦手としているSEさん、いますよね。

 

私の記事では、隠れ要素の中で最も仕事の障壁となりやすい

上司対策に主眼をおいています。

 

主眼を置いている理由として、この障壁をクリアできない場合、

あなたのSEとしての人生を狂わせる原因

となりうる可能性が高いからです。

 

そうならない様に

今回の記事では、上司に「自発的に」あなたの味方になってもらう方法を

ご紹介します。

 

それはやはり、

上司を理解すること

に尽きます。

 

その方法とは、

  • 上司分類
  • 分類毎の適切なコミュニケーション

を徹底することです。

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私が経験してきた上司はこの3タイプです。

  1. とにかく不安! 小物上司
  2. 言葉が難解! 宇宙人上司
  3. 仕事しない! 押し付け上司

 

 小物上司

このタイプの上司は、まず行動を起こしません。

理由は自分に自信がなく、怒られることを極端に恐れるためです。

そのため、管理者としてはほとんど機能しません。

上に媚び、下に威圧的なタイプでもあります。

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基本的に能力が高くないことが多いので、

以下の対策が考えられます。

 

表面上、上司として扱いつつ仕事を奪う

⇨穏便にことを済ませたいならコレでしょう。

    「あ、それ僕がやっておきますよ!」とでも言っておき、

   徐々に自分のテリトリーを広げましょう。

 

    いずれ下のパターンに入りますが、運が良ければ

    上司が自分に自信をもってくれる事に繋がるかもしれません。

    そうなれば信頼できる部下として扱ってもらいつつ、

    良いパートナーとなれることでしょう。

 

自滅を待つ

⇨こちらはややネガティブな表現ですが、

    上司自身が成長しない限りは、いずれこうなってしまいます。

    順番の前後はあるものの、あなたが仕事を奪うことになるでしょう。

 

圧を感じることが多い場合は、上司よりも上の方を味方につけ、

会議などで同席してもらい、牽制しておきましょう。

 

宇宙人上司

 このタイプの上司は、理解者が少ないのが特徴の上司です。

飛躍した話をするのですが、思い返すと後で理解できる。

といったことが多々あります。

技術に優れ、情報収集が得意な人でもありますので、

味方にできれば(理解してあげられれば)、心強い人種です。

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味方に取り込む方法は、以下の方法が良いかと思います。

 

翻訳者を通す

    ⇨私の場合は、この対応を行いました。

        上司サイド、部下サイドを取り持つ存在の人を見つけ

        同じ場に同席してもらうと、その場の理解が進み、

        あなたのことを「良き理解者」として認定してもらえます。        

 

自分が翻訳者となる

    ⇨こちらは時間はかかりますが、信頼を得るには最良の道です。

        順番としては、以下の繰り返しです。

       「とにかく専門分野の話をさせる」

       「その話を自分なりに理解し、翌日にでも自分の意見として話してみる」

       「より高い次元で話をさせる」

        あなたの技術者としての能力の底上げにもなりますので、

        かなりオススメな方法です。 

 

押し付け上司

 このタイプの上司は、いい役職についているにも関わらず人望がないのが特徴です。

上からの評価は悪くないですが、下からの評価は全くありません。

パワハラをしてくる確率が高い上司でもあります。

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なまじ上からの評価だけはよいため、対策が難しい相手でもあります。

味方につけるには、あなたの力・周囲への影響力を分からせ、

「敵にしてはいけない」と思わせることが重要です。

 

その方法をこれからお話しします。

社内の実績で上回る

        ⇨どシンプルですね!

            売上、顧客評価など、上層部が気にしている情報で

            押し付け上司を上回ります。

            その時に、押し付け上司に手柄を横取りされない様、

            あなたの主体性を発揮し、アピールしておきましょう。

            上司の立場を小さくしていくことで、仕事の押し付けも減ってきます。

 

新しい情報を社内に持ち込む

        ⇨具体的にどんなこと?と思われるかもしれませんが、簡単です。

           社外のセミナーを受け、自社に持ち帰って話す

           社外サービスを自社に持ち込み、効果を出す

           などが挙げられます。

 

           外から情報を持ち込める人間であることを周囲に知らしめることで、

           あなたの価値を高め、上司との評価の差を埋めていきます。

           新しい情報は上にも評価されやすく有効な手段です。

 

このタイプを味方につけられると、社内のあなたの存在感が急激に大きくなります。

うまくコントロールして、会社を良い方向へと動かしていきましょう。

 

簡単に起こせる行動

 ここまでで、あなたの上司を分類できましたでしょうか?

分類できた場合は、コミュニケーションの前に”あなたの芯“を決めておきましょう

 

例として

小物上司であった場合は、今日はこの仕事を奪おう

宇宙人上司であった場合は、今日はこの分野で話をさせてみよう

押し付け上司であった場合は、今日はあの書籍の話を周囲に展開してみよう

の様な心がけと行動で、上司との関係性を徐々に変えていきましょう。

 

まとめ 

 あなたの上司のタイプを想像して、対策を練る参考となれば幸いです。


 総じて言えることとして、

「自分だけで戦わない」ことが一つの共通事項として挙げられます。

 

あなたも上司を克服し、素晴らしいワークライフバランスを実現しましょう!

 

明らかなハラスメントだと感じられた場合、以下のリンクも参照し、

  三者機関を通じて戦うこともご検討下さい。

 

 参考リンク

110sekuhara.com

 

あなたの上司の好み・強み知っていますか?それ実は、上司攻略の立派な“武器”なんです!

こんにちは!

 

我々SEの業務は物量が多いですが、今の社会情勢からすると

枯渇することのないビジネスであり、我々の市場価値は高まる一方です。

(IT関連の人手不足が毎日の様に聞こえてきますよね。)

 

日々新技術の獲得や実践などで勤勉かつ優秀な日本のSEさんは、

上司コントロールでも、実は論理的に淡々とこなせるはずです。

 

しかし、なぜか上手くいかず、

上司の地雷を踏まない様に。。。

にばかり気を使って、本来あなたがやりたかった

  • 技術習得
  • 技術の実践
  • 部下の育成
  • 顧客からのヒアリング
  • 企画検討

その他諸々のSE業務への貴重な時間を、

何も生み出さない不毛なコミュニケーションに割いてしまっています。

 

我々SEはIT技術で顧客に価値提供することが存在意義であるはずなのに。。。

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上司とのコミュニケーションに疲れ果て、

自分の価値が揺らいでしまう現状を回避したいという思いは、

SEであれば誰しもが抱く感情だと思います。

(私ももちろんその想いを常に持っています。)

 

そんなあなたの願望を実現するために、

前回は、上司の攻略のための地盤として「自分を知る」

に主眼を置いてお話させていただきました。

 

 今回は「上司を知る」についてお話ししますので、

理解・実践していただき、願望をより確実なものへと近づけていきましょう!

 

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今、あなたが思い浮かべている上司もあなたと同じ人間ですので、

今に至るまでの背景・経験を元に人格が構築されています。

 

上司という人間を「理解できない」と諦めずに情報を集め、
上司の好む「言葉選び」、「ストーリー」を自分の中で整理していきます。

 

そうして攻略法を練り、ぶつかる回を重ねるごとに

上司の表情や言葉から好感度を探ります。

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Image by geralt on Pixabay

 

私の上司の場合

 

趣味

  • ゴルフ

 

仕事における得意分野

  • 購買システムの構築
  • 部署の経営戦略

という情報を早めにつかみました。

 

この時点で、上司の好きな物事の提示方法は

数字、特に「時間経過による数字の推移」を見える化してあげること

だと推測しました。

 

判断基準は「株」です。

株については、日経平均株価などでもグラフで変動が表されますが、

あのイメージで物事を説明すると非常に理解を得やすくなりました。

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簡単に起こせる行動

あなたが攻略したい上司の言動の中から「ポジティブな単語」と、それが「何にかかっているか」を抜き取ってメモしてみて下さい。

 

・せっかくデザイン綺麗なのに、内容の一貫性がないよー

⇨デザイン部分で好感度アップ。デザイン性を保ちつつ内容を精査するだけで良さそう。

 

・ この技術まだうちにはないけど、できる人を探すよりも自分達でできるようになりたいんだけどなぁ

⇨技術に興味あり。いくつか外の記事をまとめて話してみると好感度アップ

 

・昔は僕も設備との連携で現場によく行ったもんだよ。今はリモートでもある程度できるから楽になってきたよね。

⇨短時間・省力で業務できるのであればOKということに理解がある“非”現場主義。より効率化できる技術や案を出してみれば好感度アップ

 

まとめ

 この様に、何気ない会話から上司の人となりを把握していきます。

特に好み・強みを把握することが重要です。

 

人間は好きな話をさせると、とめどなく話し気持ちよくなっていくものです。

その心理を利用して、

「共感してくれる人間」だとして認識させることを狙います。

 

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冒頭でもお話ししましたが、過去の私を含め多くの人が

上司の中にある地雷を踏まないように」と心血を注ぐも、地雷を踏んでいきます。

(途中まではうまくいっても、どこかで踏んでしまうものです。)

 

そうではなく、地雷を踏んだとしても、必ず効果のある武器

見つけておくのです。

 

可能な限りプラスの共感を多く獲得して、あなたの味方になってもらいましょう。

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Image by azboomer on Pixabay

 

今日は私の「上司の攻略法その1」を提示させてもらいました。

まだまだ上司攻略経験はたくさんありますので、

別の記事でもお話させていただきます!

上司攻略の地盤作り!あなたのことを知ろう

こんにちは!

 

あなたも含めSEは、アプリケーション開発や企画書作成などで

頭を使い、顧客へ価値を提供するために日々奔走していることかと思います。

(私もその内の一人です。)

 

しかしそんな中、

今、この記事を読まれているということは

あなたは以下のいずれかの悩みを持っているのではないでしょうか?

 

  • 上司の言っていることがわからない
  • 上司の指示に何故か腹が立ってしまう
  • 上司よりも自分の方が出来るのに・・・

 

そんな感情を抱いたままで日々仕事をされていると、

本来のあなたの実力が発揮されず、

結果として以下の様な事態を招いてしまいます。

 

  • 上司への説明時間が余分にかかり、業務が遅れる。
  • 「仕事ができない」烙印を押されてしまう。
  • 認められるために、言われるがまま状態となる。

 

どれも陥りたくない状態ですね。。。

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このままでいると失われてしまいかねない、あなたの

  • 自信
  • 時間
  • 成長
  • 成果

 

全て手に入れたいはずです!

 

今回ご紹介する方法は、

これらを手に入れるための必要な地盤固めとなります。

 

それは、自己分析です。

 

今日この記事を見られた後で、

あなたのことを、“あなたが”理解する」という

今後の人生の中でも、あなたの財産となる考え方を身につけて頂ければと思います。

 

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Image by johnhain on Pixabay

 

自己分析のヒントとして、あなたのことを大まかに分類してみてください。

ここではタイプを大きく3つに分類します。

 

  • 寡黙で愚直
  • おしゃべりで素直
  • 自信がなく躊躇しがち

 

それぞれの特徴をこれからお話しします。

当てはまるもので、自分を見つめてみてください。

 

1.  寡黙で愚直

    このタイプの部下は、上司が冷静で的確な指示を下せば輝くタイプです。

    勢いと感覚で物事を進めるガンガンいこうぜ系の上司とは相性がよくないです。

 

   苦手な上司への対策としては、

   あなたは情報収集・整理などを強みとしているので、

   理路整然とデータで勝負するのが良いでしょう。

   ※簡素に集計したものを見せるのがコツだったりします。

 

   まずは自分が納得できるレベルの情報を集め、

   その情報をもって上司への報告を行ってみてください。

 

    初めはどうしても納得させられない場面も出てきます。

    ですが、あなたの得意な攻略法ですので、

    少しづつ成果が出てきます。

 

    成功体験を重ね、納得させるプロセスを確立させていきましょう。

 

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2.  おしゃべりで素直

    このタイプの部下は、苦手なタイプの上司はいないのでは?

    どのタイプの上司とでもそれなりの関係性を保てているはずです。

 

    少し気をつけたいのが、上司が自分に自信がないタイプであった場合です。

    この場合は、「部下側がどれだけ主導権を握ろうとするか」で

    お互いの仕事の楽しさが変わってきます。

    上司を褒め、徐々に自分のペースに引きずりこむようにしましょう。

 

    苦手な上司対策としては、あなたの周囲の人を巻き込むことでしょう。

    このタイプであれば、基本的にあなたの方が上司よりも味方が多いはず。

 

    様々な意見を周りから集めつつ、上司の対策プランを考えましょう。

    ゲーム感覚で取り組めると、楽しく攻略できますね!

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3.  自分に自信がなく、何事も躊躇しがち

    このタイプの部下は、苦手なタイプの上司が多いです。

    (私も社会人一年目はこのタイプでした。)

    過去、特に目立つこともなく平凡に過ごしてきたタイプに多く見られます。

 

    特に苦手とするタイプが

     ・熱い勢いのガンガンいこうぜタイプ 

     ・冷静かつ理論的なタイプ

     ・自分に自信がないタイプ(同じタイプでも相性が悪いですね。。。)

 

     1つ目のタイプの上司は明らかに相性が悪いです。

     おそらく自分一人では、中々現状打破できないことと思います。

 

     しかし、会社にはあなたの味方が必ず一人はいます。

     その人を頼り、その人の処世術を学びましょう。

     会社にはその会社の毎の特色があり、

     どんな会社でも通用する万能な処世術は存在しないものです。

 

     そんな時に参考になるのが、先輩の処世術です。

     私の先輩の例ですと、

    「どんなことでもいいので何か一つ、自分しかできない仕事を持っておくこと

     でした。

     これにより、社内におけるその人自身の価値が高まり、

     上司といえども一定の敬意を持って接してくれるようになります。

     

    ・アプリケーションのデザインセンス、あいつはいいもの持ってるわ

    ・色選びやメッセージ内容、ユーザーの気持ちが分かってるなぁ

    ・情報収集能力、あいつは早くて質の良いものをもって来てくれる

    ・説明のための資料、相手のことを考えて作ってくれる!

    などなど。。。

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さて、ここまでで部下のタイプをお話しさせていただきましたが

あなたはどのタイプに当てはまりましたか?

(経験上、最も上司対策で苦戦しているのは3番かな〜とは思っています。)

 

これから、「あなたの得意な攻略法」身につけていきましょう!!

上司とうまくいかない三十路SEが 理論で成果と周囲の信頼を勝ち取った上司コントロール術

こんにちは。

私は大手製造業の生産・販売・原価のトータル管理システムを

保守・開発している29歳アプリケーションエンジニアです。

 

エンジニアといっても、技術だけでなく企画作成も行う立場

となっており、上司とのやりとりも増えてきております。

 

しかし、上司とうまくいっておらず

怒鳴られ、衝突し、疎遠になり、、、

 

そんなことが原因で、部下にもいい格好ができず

上からは効果が出せない社員として評価されておりました。

 

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ここまで、あまり華やかではないキャリアをご紹介させて頂きましたが 

そんな私が上司の期待に応え、部下からの信頼も得られるようになった

方法をご紹介したいと思います。

 

ひとまず今日はここまで。。。